2014年診療報酬改定について①

 日経ヘルスケア11月号に診療報酬改定予測についての記事が掲載されていました。いくつか新たな情報がありましたので、何回かに分けて触れたいと思います。
 まず、急性期リハビリについてですが、2つの案が示されていました。ひとつは、7対1と10対1にリハビリ職員の配置が要件化されるというもの。もうひとつが、「急性期病棟リハビリテーション充実加算」なるもの。
 加算の方は、専従のリハビリ医師配置が要件とされていることとか、65歳以上が70%以上であることなど、急性期病床に合致していない要件が示されており、リハビリ関連9団体からの要望書に基づくものとあることから、実現性は極めて薄いように思われます。
 早期リハビリテーション加算が既にあることから、どちらかというと7対1・10対1入院基本料の要件にリハビリ職員の配置が要件化される方向になるのではないかと予測します。

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