2014年診療報酬改定個別改定項目から将来の方向性を読む⑤
5回目は、「急性期病床と長期療養を担う病棟の機能分化」です。
「入院90日超患者、維持透析患者、超(準)重症者入院診療加算対象患者は療養病棟で診るべし」と誘導しています。
また、療養病棟でも地域包括ケア病棟への転換が可能となったのは、注目すべきです。患者獲得競争に勝利するためにも、積極的に狙うべきかと思います。
更に、療養病棟入院基本料1の在宅復帰機能強化加算の新設についても注目すべきです。将来、この加算が療養病棟入院基本料1の要件となることも予測されるため、今から在宅復帰・病床回転に取り組むべきかと思います。