高度急性期~慢性期の区分ごとの想定点数が示された一般病床における患者を上記想定点数に当てはめると衝撃的な結果に

 「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」において、高度急性期、急性期、回復期、慢性期の線引きの基準となる想定点数(診療報酬)が示されました。入院料・リハビリ料・食事料を除いた日ごとの点数が、3,000点以上が高度急性期、600点以上3,000点未満が急性期、225点以上600点未満が回復期、225点未満が慢性期だとするものです。そして、医療区分1は在宅対象だとする意見も示されました。
 これからの議論でどうなるかわからないとはいうものの、具体的な数字が示されたことには注目しなければいけないと思います。
 当該基準はDPCデータのE・Fファイルを使ったものであり、各病院の患者が上記区分ごとにどのくらいの比率なのかは計算が可能です。
 弊社の所属するグループ病院のDPC病棟の患者で計算してみました。結果は衝撃的でした。具体的な内容は弊社主催のセミナーなどでお話ししていきたいと思います。