2014年診療報酬改定について②

 4泊5日以内の手術・検査を平均在院日数の計算対象から除外する対象が7対1だけでなく、10対1にも及ぶとありました。
 これをすることで、平均0.6日平均在院日数が伸びるというデータがあります。また、90日超の特定除外患者を平均在院日数の計算から除外できなくすることで、7対1で平均1.5日、10対1で3.2日平均在院日数が伸びるというデータもあります。
 そうなると、7対1で実質2.1日の平均在院日数短縮、10対1で実質3.8日の平均在院日数短縮ということになります。
 7対1はやむを得ないものの、4泊5日以内の手術・検査を平均在院日数計算対象から除外するのを10対1にまで拡大するのはちょっと酷ではないか思います。実現性については疑問です。

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