障害者病棟・特殊疾患病棟はどうなるのか?

 障害者病棟・特殊疾患病棟は、身障1・2級程度の傷害者や難病認定患者を受け入れることを想定して設けられ基準だと思います。しかしながら、当該病棟に入院している患者の多くが寝たきり状態になった高齢者ばかりというのが現状であり、厚労省もそのへんのところは十分把握しているものと思います。
 脳血管疾患や認知症を起因として対象の状態になっているものの、他に主病がありその治療目的で入院している場合には、今のところ対象患者としてカウントできることになっています。この状況が続くとは思えません。前述の本来の障害者を7割以上受け入れている病棟は今後も残れる可能性があるとは思いますが、そうではない多くの病棟は残れないと思った方がいいでしょう。他の病床種別へ転換を急ぐべきです。

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