-何故救急が大事なのか?(その1)-

 急性期病院にとって何故救急が大事なのか?私なりの考えを以下にまとめてみました。
 診療報酬次回改定で、DPCの調整係数が廃止され、基礎係数に振り替えることを前提として、様々な協議が進められています。機能係数も含めて、具体的な係数配分の決定までにはまだまだ詳細な協議が必要だろうと思います。ただ、調整係数と基礎係数を比較すると民間病院の多くは、マイナスになるだろうと予測しています。
 基礎係数でのマイナスを補おうとするのであれば、機能評価係数を稼がなければなりません。機能評価係数の中で、日頃の取り組みが反映され、しかも係数のボリュームも大きいのが救急医療係数です。
 この係数は救急入院の数が多ければ多いほど高くなります。DPC算定病院にあって、何故救急が大事なのかがおわかりのことと思います。

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