-実患者数イコール病院の実力-

 診療報酬・介護報酬改定がいよいよ近づいてまいりました。これから改定まで、改定に関する情報に私も含めて一喜一憂することでしょう。
改定のたびに強く思うのは、「改定に左右されない強固な体力づくり」です。どんな改定にも負けない強固な体力を作るには、何より肝心なのが実患者数だと思っています。
 実患者数を土台として外来・入院・延いては手術などの専門治療がその上に乗っかっています。
 実患者数の獲得機会は、一般の外来診療、紹介、救急の三つに他なりません。これで新患・初診を獲得していかないと病院の診療はやせ細ってしまいます。
 実患者数さえ獲得していれば、平均在院日数を減らしても、外来受診回数が減っても、延べ患者数が減ることはありません。延べ患者数を維持しながら単価を上げることも可能だと思います。
 今一度、自分の病院が実患者数を積極的に獲得する構造になっているか、振り返ってみてください。

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