弱った病院の前兆5

5 文章が多い
 内部向けの文章がやたらと多い組織はよくない組織です。議事録、会議録、報告書、日報、メール・・・文章の長い人ほど、多い人ほど仕事ができません。ダメな上司は文章を読み、ダメな部下は文章を書き、作文で時間を消耗して仕事ごっこをやります。だいたい文章が下手な人ほど文章を書きたがるので読まれないのも当然です。(宋 文州)
 上記の主旨と少しずれるのかもしれませんが、最近の病院は記録類が多すぎるように思えてなりません。記録に時間をかけ過ぎて本来の診療や看護の時間が削がれるのであれば、本末転倒のように思います。もちろん、必要な記録は当然しなければならず、それさえできていない病院もあり、そんな病院は問題外と言わざるを得ません。また、記録の不備により病院が責任を問われることもあります。しかし、そうであればこそ、記録類の効率的な運用により、貴重な時間やエネルギーを本来業務に傾ける工夫も大事なように思います。

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