弱った病院の前兆6

6 喧嘩をしない
 喧嘩をしないというよりも遠慮がちといったほうがもっと適切かもしれません。会議や打ち合わせの際、遠慮なく上司、同僚、部下に対して言うべきことを言える組織は活力がある組織です。意見といえばよく思いつくのは、部下が上司に意見を言うことですが、実は上司が遠慮なく部下に意見を言えることがもっと大切です。部下の意見を大切にすることはイコール部下に遠慮することではありません。部下の欠点を叱りながらも意見の大切な部分を見抜くリーダーの純心が必要です。仕事上の意見がぶつかっても個人感情にシコリが残らないのはよい組織です。(宋 文州)
 私もその通りだと思います。上司が日頃からいろいろな意見や考えを言わなければ、部下にとっては意見をぶつける相手がいなくなってしまいます。「リーダーたる者有言実行であれ」です。何をするのか、何をすべきかを常に語り、語ったことは必ず実行する。それが信頼されるリーダーではないでしょうか。
 それから、言い方は悪いかもしれませんが、日頃からある程度の「私語」「無駄口」が飛び交うような組織は活力があるように思います。そこには、自由に意見を言っていいような風土があるからではないでしょうか。

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