2014年診療報酬改定個別改定項目から将来の方向性を読む③

 3回目は、「急性期機能の明確化と機能強化」です。入院90日超患者の取り扱いの見直し、短期滞在手術基本料の見直し、ADL維持機能加算の新設など、平均在院日数を短縮していこうとする方向性が読み取れます。
 また、救急医療管理加算の見直し、手術・処置の休日・時間外・深夜加算の見直し、内視鏡検査の休日・時間外・深夜加算の新設から、急性期においては、救急診療を重要視していることが読み取れます。
 要約すると、急性期では、入院期間の短縮と救急(特に夜間・休日)体制の強化が求められていることがよくわかります。

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