タイムリミットまであと5年!迫る病棟選択のとき(その2)

 2025年モデルの機能区分を予測すると、病院まるごとがそれぞれの機能ごとに区分されるというよりは、現在のケアミックスのように、ひとつの病院で複数の機能が混在するということのほうが想定しやすいように思われる。
 そこで、自院の各病床種別が2025年モデル上の機能区分のどれを目指すべきかをできるだけ早い段階で見定めなければならない。当然それには自院の病床種別ごとの機能評価をしっかり行わなければならない。この機能評価とそれによる機能選択は、2014年にスタートする病床機能情報報告制度の中身を大いに参考にすべきだと思う。
 医療界では、どうも急性期が上で亜急性期・長期療養は下であるというような風潮があるが、決してそうではなくそれぞれが各地域で求められる機能だと理解し、今までの機能に固執し過ぎず、思い切って機能選択をする必要もあるのではないかと思う。

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