百田尚樹に学ぶ

 この間のテレビ番組で百田尚樹のことが取り上げられていました。とても学ぶべきことがありましたので触れてみます。
 氏の考えは、「作家は売れて何ぼだ」という思いが強く、自ら書店回りをして営業を行うというのです。売れっ子作家になった今でもです。「売れなくても書きたいものを書くんだと言う作家がいるが、そんなの日記やブログを書いていればいいんじゃないか」とも言っていました。視聴率で一喜一憂するテレビの放送作家から転身した氏ならではの考えかもしれません。しかしながら、作品を世に出すという目的で小説を書いている以上、売れなきゃ意味がないし、売れるための努力を惜しまないというのは納得できる話だと思います。
 良い診療をしているのに患者が来ないという病院があります。それは、本当に患者にとって良い診療なのか、患者に来てもらうための努力を惜しんでないのか、しっかりと自己評価すべきなんだと思います。もしかしたら自己満足で終わってはいませんか?

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