月別アーカイブ: 2013年10月

病院・施設グループでの地域連携強化

 上尾中央医科グループでは、1病院1老健・その他附帯在宅サービスを基本型として展開しております。しかし、特に神奈川県は老健の数が多く、グループ病院との距離も遠い場合がございます。そこで、グループメリットを最大限に活かす活動としまして、試験的ではございますが神奈川県内7老健5病院1グループホームでの患者さま・ご利用者の連携システムを構築致しました。
 例えば、老健入所の方がグループ外病院に入院してしまった場合、ベッドをいつまで開けておくかがネックとなっておりました。
 それを解消する為、日々の施設病院の具体的な受入状況を把握することにより、もし急な退院時空きベッドが無かった場合には一時的にグループ内老健・病院で受け入れるシステムです。
当然、新規申込時満床等で受入が出来ない場合も活用致します。
※原則ご本人・ご家族の意向が第一優先でありますので、強制は一切ございません。
 ネット環境を使い、パソコン・スマホからの情報確認・更新が行え、相談員はいつでもシステム閲覧が可能です。また、基本は各施設相談員が直接システム状況から受入施設病院に交渉するのですが、今回は「地域連携推進者」をたて、問題があれば推進者へ相談することにより、相談員の安心にも繋がっております。このことにより、ご利用者・ご家族への安心感を与え、施設病院側は空床を減らすことが可能となった訳です。
 グループ全体への波及を目標に良かった点や問題点・改善点を検討しています。追って、進捗を発信していきます。

宜しくお願い致します。